ハワイのタイムシェアを使わなくなったけど、どうして良いのか分からない

タイムシェアを買ったはいいけど・・・

ハワイ渡航も少なくなった、コンドミニアムを買ったので使わなくなった、など様々な理由で、「どうしたら良いかわからない」という方もいらっしゃるかと思います。

使わなくなったタイムシェアは、所有していても、毎年の経費が掛かるばかりでマイナスが増えるだけです。
困った事です。
買い取って貰おうと思っても、タイムシェア販売会社は基本的には買取に応じません。

そうなのです!
親切に売ってはくれますが、最後の面倒までは見てくれません。
こうなるとどうするか・・・
売却か知人などへの譲渡です。

タイムシェアの売却なんて出来るのか?

購入したタイムシェアは不動産登記されております。不動産ですので売買が可能です。
ただ困った事に、ハワイに多く存在する通常の不動産会社では取り扱っておりません。
一部の不動産会社が取り扱っている程度で表立って市場が整備されている訳でもないので、まずは信頼出来る、タイムシェアを取り扱う会社を見極めるもの大変です。買う時は派手な広告や出張ブースなどで見かける為に買いやすいのですが、売るときは大変です。
弊社は、タイムシェアのリセール売買は直接取り扱ってはおりせんが、売却のお手続きについてのご相談は承る事が可能ですのでお気軽にご相談下さい。

売却の流れ

タイムシェアは複数の会社に依頼する事は出来ませんので、まずは会社を選びます。
その後、名義の確認や、物件の確認、売却金額を決定した後は、
STEP 1 売却のお申し込み
STEP 2 売却開始
STEP 3 購入者お申し込み
STEP 4 売買契約成立
と契約成立まではこの様な流れで進みます。
契約成立後は基本的には、一般的な不動産と同じ流れで進みます。
売主・買主間にはエスクロー会社が入りますので安心です。

売却の経費は?

コンドミニアムなどの一般的な不動産売買の手数料は、売主が6%負担します。(別途諸経費がかかる場合がございます)
売主:6%+諸経費 買主:諸経費のみ負担
タイムシェアでも同じく売主が負担しますが、手数料の規定は異なります。

特殊な不動産タイムシェアの手数料目安

売買金額も小さく、また特殊な不動産ですので、売買金額の20%が目安です。
(※15%と設定している会社もあるようです。より安い方がよいという方はそういう会社を探してみるのも良いと思います)
売買金額×20%=仲介手数料
ただし
物件によっては、1万ドル以下の物件も実は多く、(え!?とびっくりされる方もいらっしゃるかも知れませんが)
1万ドル以下の売買金額の場合は、最低$2,000の手数料が一般的です。
その他、ハワイ州の税金、外国人が売買した際に発生する外国人源泉税など、売買額の割には普通の不動産売買と同じく手間が掛かります。

その他の経費

取り扱う不動産会社によって、Consulting費用や広告掲載費用など、多少経費は異なる事がございます。
まずは、信頼出来る不動産会社選びを優先される事をおすすめします。

知り合いに譲りたい

売却以外には譲渡という方法も可能です。例えば、子供、知り合いの人に名義変更をする事です。手続きは売買の流れに近いですが、所有権移転登記をするにあたりエスクローがしっかり所有権移転のお手伝いをします。費用は1500〜2000ドル位掛かる場合もございますが、譲渡方法、手続き方法で若干費用は異なります。
この様に、タイムシェアを使わなくなった場合
売却
譲渡

という方法があります。

幾らで売れるのか?

物件や権利の種類によって相場は異なりますが、現在タイムシェアのリセール市場はハワイ不動産売買の市場とは連動しておらず、毎年上がっている!とか、売買が活発か?と言うと、全くそうではありません。需要と供給のバランスでは供給が多すぎて市場価格は低迷しています。

かといって、買った金額と乖離した売買相場を聞いて「じゃあ売るの様子を見る」という選択肢はマイナスを生むだけですので考え物です。
それであれば「有効活用する方法を考える」方が良いと思います。
折角ですから、
知人に利用してもらうとか、ハワイ行ったこと無い人と一緒に行ってみて、ハワイを気に入ったらその方に譲渡してみるとか、単純に売却だけでは無い選択肢も是非検討してみてください。

マハロ

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