ハワイの人口はどうなったか? ハワイ不動産の押さえるべきポイント

人口が増えている地域は価格は上がりやすい

そもそも住宅価格が上がる為には、住宅ニーズが高い事が重要なポイントですが
ハワイの人口動向はどうなったのでしょうか?

次の表は、2020年と2024年の人口の動向のデータです。

オアフ島は人口減

コロナ禍で、物価高が激しかったオアフ島では、人口減が進んだ事は以前も当サイトで取り上げました。
居住コストが高くなりすぎたので、一定の人口がメインランドに移住したのです。

ハワイの人口に関する過去記事

流石に止むなし?ハワイの人口が減少へ
ハワイからの人口流出?!投資大丈夫?

いずれの記事も、居住コスト増による島外への引越が原因とされております。
最新のデータでもオアフ島の人口は、100万人を切ったままですね

County
2024 人口
2020年比
人口密度(/mi²)
Honolulu County983,988-2.81%1,637
Hawaii County208,8824.05%52
Maui County164,007-0.46%141
Kauai County73,9191%119
Kalawao County811.25%7

とは言え、人口密度がかなり高いのは変わらずですね
情報引用元:https://worldpopulationreview.com/

ホノルル市内の人口がトップ

オアフ島で最も人口が多いのはホノルル市です。
人口は、416,884人 ですので、オアフ島に住む人の大半がこのエリアに集中している事が分かります。
都市部ほど、住宅不足(=賃料が上がりやすい)になっているのです。

とは言え、これ以上、住宅コストが上がると、郊外に人が移るか?
またはメインランド(本土)への移住という
選択肢になるのは必然と言えます。

郊外エリアと言えば、オアフ島の西側エリアが思い起こされますが

ワイパフ
エバビーチ
カポレイ

代表的な郊外エリアとして、これらのエリアの人口をチェックしてみましょう

72605人 Waipahu
82504人 Ewa Beach
49623人 Kapolei

です。
ただし、これだけのデータだと、???
となりますので、もう少し詳しく見て見ましょう。

エリア毎の傾向として

この記事では詳細は省き、
ざっくりとした傾向として紹介しますが、詳しくはセミナーや個別面談でお話をしたいと思います。
ハワイを詳しく知りたい!という方は、是非お問い合わせください。

大きな方向性として
ホノルル市は、世帯収入、世帯年代が高め
郊外エリアは、世帯年代が若い

このような傾向です。例えば、96817という〒番号のエリアは、ダウンタウンを中心としたエリアで

地図でいうとこの辺りになります

このエリアの人口は、55,316人
約60%がアジア系住人
平均年齢は、45.5才です。

一方、比較として、郊外のエリアの中より
カポレイエリアをチェックしてみましょう

このエリアは、一言で言えば、ニュータウンです。
新しい住宅の建築や商業施設の開発がすすみ LAのオレンジカウンティの様なイメージを感じます。
(個人的に)

人口は、49,623人
アジア系住人は、28.07% とホノルルくらべると少なくなりますね
平均年齢は、34.9才です。

若い
ハワイのロコ

の人が多く住んでいるという事になります。
このエリアの持ち家率も72.4%
ホノルルより1.7倍位高くなり、居住用で購入される方が多い事が分かります。

カポレイエリアの
世帯年収の中間値は $116,075
家族 $122,028
既婚家族 $134,208 
独身世帯 $78,542

このエリアの物件を、住宅ローンを使って購入する場合
年収の5〜6倍位のローンは組めますので、それを考慮すると
60万ドル〜70万ドル位の物件は活発に流通しているのだろう事が想像されます。

この価格帯の場合は、ホノルル市内なら 1ベッドくらいしか買えない。。
って事を考えると
子育て世帯で、少なくとも、2ベッド〜3ベッドの家を買いたい
という人は自ずと郊外エリアで検討するしかないですね。

投資として考えるならば押さえるべきポイント

米国で投資物件を考えるならば、このような今後も住宅需要が高まる事が想定されるエリアというのは
必ずチェックをしておくべきだと思います。

今回は、データを元に、その傾向を簡単にご紹介しましたが(一部です)
個別のご面談では、より詳細に、また様々な方面からの情報をご提供出来るので
きっと総合的な判断をして頂けると思います。

今回の記事では一部の情報しか発信出来ませんので、
お気軽に個別面談をご依頼ください。

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