Bill41法案は10月23日より施行される予定

いよいよBill41法案の施行が始まる

兼ねてから当サイトで取り上げてきたBill41法案関連の記事ですが、新しい内容にアップデートされている部分を解説してまいります。


https://www.honolulu.gov/dppstr

概要としては

2022年10月23日施行
・長期賃貸(連続90日以上)の月単位での延長が可能
・連続30日から連続89日まで貸し出されている住戸の既存の所有者は、引き続き貸し続けることができるが、2023年4月23日に、そのような賃貸はすべて、賃貸をやめるか、90日以上の長期賃貸契約に変更するか、新しい合法な一時的宿泊施設として登録する必要がある

※現在、抱えている賃貸契約は継続されますが、来年の(2023年4月23日)4月23日以降は停止または契約内容の変更が必要となります。

・短期賃貸許可証(NUC)は、既存の更新期間が終了した後、新しい年次更新に従わなければならない。
・すべての短期宿泊ユニットは、登録番号またはNUC番号、およびタックスマップキーを広告に記載する必要があります。
・登録されていない賃貸住宅や住戸の広告には、日割りや3ヶ月未満の賃貸料を記載することはできず、以下の文言を記載しなければならない。「この物件は、連続90日未満で借りることはできません。 レンタル料金は、実際に使用または占有された日数に基づいて減額または調整されることはない。”と記載しなければならない。
・一時滞在者は、STRの周辺にある公道ではなく、敷地内に駐車しなければならない。

90日以下賃貸許可エリア

https://www.honolulu.gov/rep/site/dpp/str/STR_Waikiki.pdf より

このピンク色の部分がリゾートゾーニングと呼ばれるエリアで、このエリアの中は、法的には問題ありません。
ただし、建物で不許可としている場合はNGとなりますので、管理規約など確認が必要です。

例外物件について

Short-term rentals (=STRs) について、
例えば、これらの規制が入る以前からホテルで運営稼働の実績の出ている

アロハサーフホテル
ワイキキバニアン
ワイキキサンセット
ハワイアンモナーク
パームスアットワイキキ

などがありますが、
これらは規制の例外建物として含まれますが、だから
全て短期がOKという訳でもないケースもありそうです。

どうも、元々ホテルとして稼働していたという点と、建物のお部屋の構造でも異なります。
元々お部屋がホテル仕様のミニキッチンのお部屋ばかりで、かつホテルでずっと運営されていた物件はこの例外に含まれます。

しかし、その中間の物件も存在しますので注意下さい。(ワイキキサンセットやバニアンなど)
チェックポイントとしては、許可されるのは、NUCという短期宿泊許可が取れていれば運営が出来るという事です。

今後の動きも始まる

また、今回の法律で、全て一気に駄目という事もなく、それぞれコンドミニアム毎に、弁護士を立てて申し立てをしていたり
団体訴訟も始まったりしている為に、今後、一部許可がされたり、緩和される事も期待が持たれています。

今後どうなっても大丈夫な選択

訴訟や、申し立てなど、様々今回の法案により、動きが見られますが

リゾートゾーニング内
建物の管理組合で許可されている
NUCを取得している

など、合法的に短期賃貸が出来る物件を取得しておけば何ら心配もないので、これから購入をお考えの方は
物件選定においては上記を留意しながら行うと安心だと思います。

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