ワイキキの賃貸と価格動向|20万〜40万ドル編
ワイキキコンドミニアムで賃貸運用するなら押さえるべき情報
これからワイキキエリアのコンドミニアムで、賃貸運用を考えてる方に読んで頂きたい記事です。
※当記事は、2017年に投稿された記事を元に2019/06/10再編集されました。
当記事は、ワイキキコンドミニアムの20万ドル〜40万ドル位までの動きとエリア特性についてチェックしてみましょう。
ワイキキコンドミニアムの流通数推移
以下は、ワイキキのコンドミニアムの流通数の変化のグラフです。 情報元:HicentralMLSより
2015年JAN〜2017年Julまでの動きをご覧ください
まず、前回調べたワイキキのコンドミニアムの10万ドル〜20万ドル編の場合に比べると、動きは似てますが、市場に流通している「コンドミニアムの数」が違います。
常時、150件〜200件近くはワイキキエリアの流通市場に出ている事になりますので、この価格ボリュームは探しやすそうという事も言えます。 流通量が多い=探しやすい
全体の動きとしては、2017年に入り、在庫が全体的に減少方向となっております
これは売れているという見え方になります。
※2019/06/10追記 コンドミニアム流通量チェック
さて、元記事は、2017年でしたので、2019年、最新のワイキキコンドミニアムの市場動向はどうなっているのか? チェックしてみましょう。
2016年〜2019年までの20万ドル〜40万ドルのコンドミニアム流通数推移をグラフにしてみました。
在庫が増えているのがわかります。
ワイキキコンドミニアムの成約価格と成約期間をチェック
次は、ワイキキコンドミニアムの成約価格の中間価格の推移と、成約までに至った日数の中間値のグラフです。
中間価格は20万ドル〜40万ドルで区切っているのでさほど変化はないのは当然です。
一方、ワイキキコンドミニアムの成約までの日数は、2016年秋〜2017年にかけて、成約日数が短くなってきています。
※2019/06/10追記 2016-2019年の最新情報
ワイキキのコンドミニアムの流通数の最新情報を追記します。 情報元:Hicentral MLS
流通推移に、加えて成約に掛かった日数の中間値を加えてみます。
青のラインが成約までに掛かった中間値、緑のラインは、20〜40万ドルのコンドミニアムの在庫推移です。
成約までに掛かった日数は、平均すると横ばいというイメージですが、明らかに、流通量が増えている事がわかります。
このグラフデータを数字で見てみると
月別 /2016年 /2017年 /2018年 /2019年
Jan 163件 150件 178件 191件
Feb 175件 167件 175件 205件
Mar 179件 164件 187件 204件
Apr 179件 160件 198件 204件
May 170件 155件 199件 207件
Jun 154件 151件 198件
Jul 148件 153件 207件
Aug 155件 171件 197件
Sep 151件 169件 193件
Oct 152件 169件 193件
Nov 146件 163件 190件
Dec 133件 156件 182件
この様になりますが、
2019年〜2016年5月の同月で比較してみましょう。
2016年170件
2017年155件
2018年199件
2019年207件
昨年と同等の流通量があると見えます。
Time frame is from Jan 2016 to May 2019
Neighborhood is ‘WAIKIKI’
Property Type is one of ‘Single Family’, ‘Condo/Townhouse’
Current Price is 200000 to 400000
Land Tenure is ‘FS – Fee Simple’
Results calculated from approximately 1,600 listings
気になる数字が出てますのでもう少し詳しく調べてみたいと思います。
ワイキキコンドミニアムの気になる動き
5月ベースで比較すると、過去比とそれ程変わらないという数字ですが、2月、1月は、2019年と2018年を比べると明らかに2019年の流通量が多い事が分かります。
そうです、昨年から、市場には売り物件が流入し続け、 需要<供給 という図式が成り立っていたのですね。
その流れが、2019年5月頃から解消に向かっているという見え方になります。
米国の金利が今後下がる事になると、円高傾向が強まり、日本人、米国人とも購入の動きが強まるのではないかと推測されます。
夏本番に向かって市場には新規物件も数多く登場する事が予測されておりますので、現在検討中の方は準備を急ぎましょう!
【参考データ】ワイキキコンドミニアムの流通数と成約日数
月/年/流通件数/成約までの日数中間値
Jan 2017 150件 60日
Feb 2017 167件 17日
Mar 2017 164件 38日
Apr 2017 160件 24日
May 2017 155件 31日
Jun 2017 151件 29日
Jul 2017 153件 42日
Aug 2017 171件 31日
Sep 2017 169件 20日
Oct 2017 169件 32日
Nov 2017 163件 19日
Dec 2017 156件 29日
Jan 2018 178件 12日
Feb 2018 175件 34日
Mar 2018 187件 13日
Apr 2018 198件 30日
May 2018 199件 29日
Jun 2018 198件 32日
Jul 2018 207件 21日
Aug 2018 197件 25日
Sep 2018 193件 34日
Oct 2018 193件 29日
Nov 2018 190件 39日
Dec 2018 182件 34日
Jan 2019 191件 23日
Feb 2019 205件 22日
Mar 2019 204件 21日
Apr 2019 204件 47日
May 2019 207件 16日
ワイキキのコンドミニアムにはどんな物件があるのか??
この投資額としても魅力のボリュームゾーンにはいったいどんな物件があるのでしょう
ワイキキコンドミニアムの所有権物件の、20万ドル〜40万ドルの物件検索
スタジオ〜1ベッドが中心です。
また、この価格帯になると、ホテルコンドミニアムタイプの物件も増えて来ます。
今回はワイキキエリアで検索しておりますが
アラモアナエリアでは、このゾーンには、アラモアナホテルがターゲットとして入って来ます。
ワイキキのコンドミニアムの選び方はどうすれば?
私たちがお客様にお聞きする最初の質問は「何のために購入されますか?」です。
投資
別荘
賃貸併用別荘
一言投資といっても、インカム(収益)狙いなら、どの位の収支(利回り等)が良いのか
自分でも使用して、使っていない間に貸し出す、賃貸併用なのか? とは言っても自信で年間にどの位の日数を利用したいのか?
などによっても選ぶべき物件、エリアが異なります。
予算だけでコンドミニアムを探してても、なかなか善し悪しも分からないので、時間だけが掛かってしまいます。
これからワイキキでコンドミニアムを探される方は、まずはワイキキ基本情報の収集からはじめて、自分のハワイライフのイメージを作ってから、物件選定に入る方法をおすすめ致します、
※追記2019/06/10 ワイキキのエリア特性
ワイキキと一言で言っても、ワイキキの中心地、カピオラニ公園側、アラワイ運河側、西側、ヒルトン側などでも、特徴が異なります。
ワイキキコンドミニアムの新着物件一覧はこちら
ワイキキ中心地
なんと言っても滞在時の利便性が最も優れています。DFS、ロイヤルハワイアンセンター、インターナショナルマーケットプレイス、ワイキキビーチウォークなどなど・・魅力が沢山あります。しかし、購入出来る物件は限られて来ますが、ホテルコンドミニアムも最も多く存在するのが最大の特徴です。 長期短期賃貸運用向きエリア
【コンドミニアム例】
トランプタワーワイキキ・ザリッツカールトンレジデンス・ワイキキショア・リージェンシーオンビーチウォーク・ルアナワイキキ・フォーパドル・マリンサーフワイキキ・ロイヤルクヒオ etc..
ワイキキのカピオラニ公園側
公園やダイヤモンドヘッド側に行くと、雰囲気も異なります。公園に近づくと、コンパクトなコンドミニアムの数も多くなってくるので、意外な価格帯の物件も見つけられます。普段通らない通りに意外な好物件を見つけられる事も!? 長期賃貸をベースに考えている方へ
【コンドミニアム例】
フォスタータワー・ワイキキビーチタワー・ワイキキグランドホテル・Makee Ailana etc..
ゴールドコーストエリア
オーシャンフロントラインに建ち並ぶオアフ島でも特別なエリアです。背後にカピオラニ公園、ダイヤモンドヘッド、目の前に海。閑静な住宅地に波の音と、風の音が聞こえるそんな環境です。借地権やコープという形式の物件が多く、所有権で購入出来る物件が少ないのが特徴です。
【コンドミニアム例】
コロニーサーフ・Sans Souci Inc・Diamond Head Apts・Coral Strand Ltd・Diamond Head Ambassador etc…
アラワイ運河沿い
クヒオ通りとアラワイ通りに挟まれたエリアは、まさに物件の宝庫です!!様々な特徴を持つコンドミニアム、様々な価格帯のコンドミニアムを見つける事が出来ます。動物園側からずっと続くアラワイ運河に沿って、きっと条件に合う物件が見つかる筈です。長期賃貸をベースに考えている方へ
【コンドミニアム例】
ダイヤモンドヘッドビスタ・ワイキキバニアン・ワイキキサンセット・アイランドコロニー・フェアウェイビラ etc…
ワイキキ西側エリア
この辺りまで来ると、ワイキキエリアの喧噪感もすっかりなくなり、落ち着いた居住用のレジデンス、築浅のコンドミニアムも多くなります。アラモアナセンターまでも徒歩圏内になってくるので、実際に住んでいる方、長期滞在での利用をされる方には、人気のエリアです。ホブロン通りエリアは、特にコンドミニアムが多く建ち人口密度も高いエリアではありますが、銀行・スーパー・郵便巨億・バス亭なども近いので、生活するには大変便利なロケーションです。 長期賃貸をベースに考えている方へ
【コンドミニアム例】
ワイキキランドマーク・アルーアワイキキ・ラニケアアットワイキキ・ロフトアットワイキキ・ハワイアンモナーク etc..
ヒルトン側エリア
ヒルトンハワイアンビレッジ、イリカイホテルなど、アラモアナ大通りから海側は、ワイキキの中心地と同じくホテルが密集しているエリアで、旅行者がぐっと多くなりますので、リゾート感とお店も多いエリアです。リゾート感が好きな方、短期賃貸運用を考えてる方にはおすすめです。
【コンドミニアム例】
イリカイ・イリカイマリーナ etc…
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ハワイ不動産投資らぼ 管理人新井朋也
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