新築か中古か?築浅コンドのパシフィカホノルルの魅力に迫る

パシフィカホノルルは将来性豊かなロケーションが魅力のコンドミニアム


アロハ!
本日はパシフィカホノルルというコンドミニアムを取り上げてみたいと思います。

誰もが知っている人気の物件!という存在ではないのですが、色々物件を見てみた結果この物件の良さに気づいて購入されるというケースが多いマニアックなコンドミニアムです。

パシフィカホノルル基本情報

パシフィカホノルルの魅力ポイントを紹介します。

・築年数が浅く(2011年の築浅物件)
・共有部分やアメニティ施設は充実
・将来性に期待のエリア

2011年築という事で比較的築年経過が浅いというのは大きなポイントですね。

物件名:パシフィカホノルル
住所: 1009 Kapiolani Boulevard, Honolulu, HI 96814
築年:2011年
総戸数:492戸
階数:46戸
間取り:1BED〜4ベッド
共有施設:
ソルトウォータープール,温水タブ、パーティールーム,シアタールーム,BBQエリア,Fire Pits,ジム,ロッカールーム,サウナ, ペットエリア、
ゲスト駐車場17台,高速エレベーター

当エリアは販売中の新築コンドミニアムもございます。
新築の場合は契約してから完成まで時間を要する物件が多いので、【今すぐハワイを楽しみたい!】という人には向いてません。
とはいえ、中古物件の場合、築年数が古いものは修繕リスク等が高まる為に、敬遠したいという方もいらっしゃいます。

そういう方には、、新築と中古物件の良さを併せ持つ

築浅コンドミニアム

という選択肢はいかがでしょうか?

ロケーションチェック

アラモアナセンターより西側、ダウンタウンまでの間に広がるエリアをカカアコと呼びます。
最近ではソルト(SALT)と呼ばれる商業施設などは人気も高まってますね。

ビールのテイスティングが楽しめるお店、オーガニック系のおみせなど、最新のお店が一箇所に集中しているので、大変便利です。



カカアコエリアには新築コンドミニアムの開発プロジェクトあり一番大規模なものが「ワードビレッジ」と呼ばれるプロジェクトです。

ワードビレッジの開発が進むにつれて、近くにはホールフーズマーケットの出店、ショッピングモールの改修や有名飲食店の進出等あり年々便利になっているエリアも魅力の一つです。

カカアコエリアの注目点は、オアフ島の西側「カポレイ」からアラモアナセンターまでを繋ぐ、オアフ島初の公共交通機関の電車である、「ホノルルレールトランジット計画」の建設が進んでおり、このカカアコにも駅が出来る点です。

既に工事は2020年2月の段階では、ダニエルKイノウエ国際空港まで、支柱が建設されておりその現実味を帯びて来てます。

全線開通するのは2025年と少し先の予定ですが、カカアコ駅(仮称)が完成すると、パシフィカホノルルから最寄り駅までは、「駅近」物件になるという将来性があります。
カカアコ駅(仮称)から空港までは約14分(計画上)で
従来のタクシーやバスでのアクセスと比較すると、時間、コスト面で有利であり、新しいライフスタイルや賃貸需要の創出もありそうですね。

ホノルルレールトランジット計画公式サイト
http://www.honolulutransit.org/

カカアコというエリアは将来性と利便性向上に期待が持てるエリアなのです。

アメニティ設備ももちろん充実です

建物のアメニティ施設は、最新!とまでは言えませんが、2011年竣工ですの設備面も新しく快適です。

エントランスは高級感も感じられる造りです。




緑もありますので、ハワイらしいさも感じられます。

セキュリティ、クオリティも合格で、必要充分なアメニティ施設も備わっていますので、快適に過ごせる事でしょう。

好み分かれるポイントとは?

日本人の方には好みの分かれる点は、お部屋にラナイ(バルコニー)が付いてない事です。


ハワイはバルコニーで過ごしたい!

というハワイライフのイメージを強くお持ちの方にはその点は残念なポイントです。

しかし、ラナイが付いてない事にも理由があるものです。

カカアコエリアは、カピオラニ大通りから山側にかけて高い建物が殆ど建っていない為に、山からの風が吹き抜けるのですが、それが意外に強いのです。
そうした建築場所特有の事情を考慮して、バルコニーを設計から外した意図もわかります。
さらに建築コストや、維持コストを下げる効果もありますのでデベロッパーとして「将来的な事も」を考えての設計だったのでしょう。

これはこれで納得です。

その分、築浅、アメニティ充実、将来性など魅力ポイントも沢山ありますので、実際にご覧になる事をおすすめ致します。

フロアプラン

パシフィカホノルルのフロアプランを解説します。

6F〜12F、15〜27F、28F〜45Fでは若干フロア構成が変わります。
04〜09の末尾のユニットが海側
01、02、11,12が山側です。
角のお部屋は山・シティ・海が楽しめるお部屋です。
角部屋は03、10のユニットです。

1BEDが海側に設定されているという面白いフロアプランです。
他は大半は2BEDユニットが占めており、高層階のみ3BED設定がある特徴的なフロアプランです。

これからモノレール開通や各プロジェクトが進む事で、賃貸需要も高まる事が予想される中、投資的な観点で言えば、1BEDユニットは面白い存在です。

カカアコエリアには1BEDユニットの流通量がワイキキやアラモアナに比べると極端に少ない事は、賃貸マーケットの中も競争力がある為です。普段はお二人で、たまに3〜4名でお使いになる様な場合はピッタリでしょう。

パシフィカホノルル最新物件検索

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パシフィカホノルルの不動産相場

過去10年間の成約価格の中間価格のデータを見てみます。
※情報元:ホノルル不動産協会 Hicentral MLS,Ltd
※情報 2020/9/5現在

2011年 $531,487
2012年 $632,500
2013年 $665,000
2014年 $656,500
2015年 $702,500
2016年 $745,000
2017年 $704,000
2018年 $710,000
2019年 $785,000
2020年 $730,000

2011年→2020年 137.3%

2011年に竣工後、中古市場価格はかなり上昇している事がわかります。
その反動で調整が掛かった様ですが、2014年以降は相場は上下動を繰り返しながら安定的に推移している事が伺えます。
直近の動きをもう少し詳しく見てみましょう。

続いて、間取り毎の成約相場を見てみましょう。同じく成約中間価格となります。

【1ベッド】
2011年 $472,280
2012年 $461,640
2013年 $535,000
2014年 $567,000
2015年 $570,000
2016年 $610,000
2017年 $621,750
2018年 $626,250
2019年 $666,500
2020年 $674,500

2011年→2020年 142.8%

【2ベッド】
2011 $630,000
2012 $652,500
2013 $699,000
2014 $682,500
2015 $720,000
2016 $750,000
2017 $707,500
2018 $770,000
2019 $787,000
2020 $730,000

2011年→2020年 115.8%

【3ベッド】
2011 $829,000
2012 $1,175,000
2013 $1,125,000
2014 $1,060,000
2015
2016 $1,025,000
2017 $989,000
2018 $1,062,500
2019 $1,025,000
2020 $1,109,400

2011年→2020年 133.8%

若干ユニットタイプで価格変動率が異なります
2BEDユニットの変動率はカカアコエリア内では最も流通量が多いタイプとなりますので競合が激しいという点に理由にありそうです。
次の項では、その流通量をデータでチェックしてみましょう。

エリア内のユニット毎の流通量

カカアコエリアのユニットタイプ毎の成約件数を調べてみましょう。
(年毎のカカアコエリア内の成約件数)

【1ベッド】
2016年 80件
2017年 175件
2018年 110件
2019年 108件

【2ベッド】
2016年 261件
2017年 400件
2018年 251件
2019年 267件

【3ベッド】
2016年 111件
2017年 132件
2018年 64件
2019年 60件

2ベッドの流通量が目立ち、1ベッド、3ベッドは少なめの傾向です。
価格上昇率と流通量の相関性がおわかりなるかと存じます。

どんな人向きか

パシフィカホノルルは、

・ハワイライフを直ぐに楽しめる
・設備が新しい
・将来性に期待が持てる

反面、ラナイ(バルコニー)なし
クオリティこそ高いですが最新のハイエンドクラスのコンドミニアムと比較してしまうと・・・

という面がありますが

価格的に考えた場合
近隣の新築コンドミニアムと比較して割安感があります。

カカアコエリアで少しでも広く安くクオリティの高いものを!

という方には是非候補の一つに入れて頂ければと思います。

最後までお読み頂きありがとうございます。
当記事が一人でも多くの方の参考になれば幸いです。。。
これからハワイで別荘を!と計画をされている方は是非一度お話をさせて頂きたく存じます。

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ハワイ不動産投資らぼ 管理人新井朋也

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