ハワイのコンドミニアムの管理費は高いのか!?

日本人からすると高いと感じるハワイの管理費

初めてハワイの不動産について情報を収集するとコンドミニアムの管理費を高いと思う方が多いはず。実際どうなのか、比較してみましょう。

日本のマンションの場合
70平米〜80平米クラスなら、管理費・修繕積み立て金を合わせても、25,000〜35,000円位が多いかと思います。(物件により異なりますが)

ハワイのコンドミニアムの管理費
70平米〜80平米クラスとなると、600ドル〜1000ドルが多いです。

日本円で($1=113円)で計算すると、67,800円〜113,000円に相当

単純比較すれば、管理費はハワイの方が高い!?とも言えます。

ハワイのコンドミニアムの管理費の目安

コンドミニアムの管理費の目安は、通常、1sqftあたり、$0.5〜$2 位で設定されている事が多いです。

例えば
1sf=$1が平均的な管理費の目安となり

500sfの広さの物件であれば、月額500ドル位となります。

アメニティ施設がシンプル(少ない)な物件の場合、
維持管理コストも少ないので管理費が安い傾向があります。

プール、フィットネスなど様々な充実した共有施設やサービスあると、自ずと管理費が高くなりますが、ハワイライフの充実度を優先すると、アメニティ施設が充実した物件の管理費が高くなるのは致し方ないですね。

【例】
共有施設の充実したコンド スタジオ350sqft 1sqft=$2  =$700
共有施設がシンプルなコンド スタジオ350sqft 1sqft=$1 =$350

投資なのか?
別荘なのか?

管理費はその目的に応じて影響を与える事になります。

管理費の内訳は日本と異なる

費用だけで比較すると日本よりも高く思えますが
ハワイのコンドミニアムの管理費には、殆どのコンドミニアムの場合

・通常の共有部分等の管理費用
・水道代
・修繕積み立て金相当
・共有施設利用料

などが含まれます。

また築年数が古くなると共有部分の維持管理に費用も嵩みますので

ワイキキの大半の物件は古い物件が多く
プールなど水を使う事が多い

為に、上記組み合わせの

ワイキキ×施設充実コンドミニアム

に該当するコンドミニアムは必然的に高くなります。
また、築年数が古くなると、修繕積立金に充てる額も大きくなりがちですので、築年数が古い=管理費が高くなる
のはやむを得ない所でしょう。

管理費が高くなる他の理由

物件によっては

・ガス代
・インターネット代(ケーブルテレビ等)
・電気代
・駐車場代

など、生活に含まれる固定費の大半が含まれている物件もあります。
この様な事もありますので、各コンドミニアムの管理費だけで高い安いを判断してはならないのです。

例えば毎月の維持費を比較した場合

コンドミニアムA
・管理費(水道含む)
・インターネット代
・電気代
・駐車場代

コンドミニアムB
管理費(駐車場・水道・インターネット・電気代含む)

この場合、コンドミニアムBの方が維持コストが低く済むかも知れません。


維持費の中でも、電気代は使用状況によって負担コストが変わる項目です。


ハワイは、火力発電中心ですので燃料の輸送費、人件費などが高いハワイでは自ずと電気代が高くなります。
常夏のハワイでは、年中エアコンを付ける必要のあるお部屋もありますので、電気代が含まれている物件であれば大変助かりますが、電気代まで含まれるコンドミニアムは実はそれほど多くありません。

ただし、含まれている事が多い物件種別もあります。
それはホテルコンドミニアムと呼ばれるジャンルです。

ホテルコンドミニアムの場合は旅行者が利用する、ホテルとして運用されているので、電気代が含まれている事が多いのも特徴です。
※(物件毎に異なりますので都度確認しましょう)

コンドミニアムの管理費に含まれる費用をチェックしましょう


管理費はコンドミニアム毎に含まれる項目が異なります。
額面では高く感じる物件でも、内容次第ではそうでもない場合もありますのでしっかりチェックしましょう。

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ハワイ不動産投資らぼ 管理人新井朋也

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