ハワイの家賃は高い?安い?全米賃料データから見たハワイの実態|2020年版
物価の高いハワイ・・・
ハワイに行かれた事がある方はきっと「物価の高さ」は実感した筈です。
ちょっとワイキキでランチを食べたら、1,500円〜2,500円なんてあっと言う間です。
家族4人分となると・・パパ大変!!
特にワイキキの食費の高さにはびっくりしますよね。
私もハワイに行く毎に「食」で悩みます。最近はもっぱらスーパーやコンビニで買い込んでホテルなどで食べるスタイルにしております。それでも充分高いです。
ハワイの居住コストの「家賃」について本日は最新情報をご紹介致します。
2020年のハワイの家賃は全米で何位か?
最新の賃料データから、不動産マーケットにどの様な変化があったのかチェックしてみましょう。
情報引用元サイト:https://www.zumper.com/blog/zumper-national-rent-report-may-2020/https://www.zumper.com/blog/zumper-national-rent-report-may-2020/
2018年4月の段階でのデータは、
ハワイ(ホノルル)の賃料は全米で11番目、賃料の中間価格は
1BEDは$1700
2BEDは$2200
という内容でした。
2019年も振り返る
2020年の最新データを見る前に、2019年もおさらいとしてチェックしておきましょう。
2019年1月データは、
1BED $1,690
2BED $2,200
と若干ではございますが「1ベッド」ユニットの賃料中間価格は0.58%程下がっており、全米でも12位に後退しております。
2020年最新データはどうなった!?
2020年5月の賃料中間データが更新されてました。
1BED $1,600
2BED $2,000
とこれまた「1BEDユニット」の賃料中間価格は2019年に比較し、約5.3%も下落しており、全米13位になってます。
ハワイ(ホノルル)だけが下がったのか??
と気になってしまうところですが、
これまで全米ナンバーワンの地に君臨していたサンフランシスコの賃料もチェックしてみましょう。
1BEDユニットの賃料中間価格は
2019年1月 $3,500
2020年5月 $3,450
と、サンフランシスコでも下がっているデータが出てます。
賃料が上昇した都市は?
ハワイ(ホノルル)は全米ランキング内でのランクが下がった替わりに、その間に割り込んで来たエリアは・・・・
サンタアナ(カリフォルニア)
ロングビーチ(カリフォルニア)
マイアミ(フロリダ)
です。
カリフォルニア勢の伸びが顕著ですね!
参考データ
今回取り上げた、賃料中間価格ランキング全米TOP20を参考までにご紹介しておきます。
引用サイト:https://www.zumper.com/
このデータでは、年間変動値は、1BEDユニットで昨年比、9.1%下落、2BEDに至っては、12.3%と大きな下落になってます。
どうなる? 投資効果
賃料が下がったという事は、収益が下がるという事です。
となると、、、売買価格次第では【投資効果】が変わって来ますので(収益還元法的には)その辺りの不動産相場動向も併せてご紹介します。
当該データは、ワイキキで取引された1BEDユニットの取引成約価格(年間)の中間価格データです。(Hicentlal MLSより)
2018年 $398,000
2019年 $385,000 ▲3.2%
約3%程度の成約価格が下落したデータになっております。
ハワイ(ホノルル)の1BEDユニット賃料推移
1BEDユニットの賃料中間価格は、
2018年 $1,700
2019年 $1,690 ▲0.58%
成約価格は3.2%下がって、成約賃料は0.58%のダウンです。
これだけ見る限りでは、投資効果としては、あまり変化は無さそうです。。
ただし、2020年の最新データでは
2020年5月 $1,600 ▲5.3%
と賃料の下落幅もデータ上では大きくなっているのですが、このご時世の影響があったのか?
そうでないのか?
については、2020年後半のデータを検証して見てみないとなりませんね。
皆様、健康には充分お気を付けてお過ごし下さい!
マハロ!
編集:ハワイ不動産投資らぼ 管理人 新井