ハワイ島とオアフ島どっちが観光客が戻っているのか?
数で圧倒オアフ島
ハワイ州の中ではダントツに集客力があるのがオアフ島です。
2024年の1月の平均渡航者数を見て見ると、
オアフ島の
1日平均14712人
に対して
その他の島は
マウイ島 5485人
ハワイ島 3108人
カウアイ島2228人
と、明らかにオアフ島への観光客数が突出しているのが分かります。
しかし、何度か記事化しておりますが
オアフ島への観光客の戻りは、コロナ禍以前の水準に戻った月もあれば、
100%を割る事も多いです。
原因は欧米人以外の
インターナショナル(欧米人以外)の戻りがまだである事です。
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というのが、未だに起こっているのがハワイです。
ここを押さえておく必要があります。
そこで、戻らない事を想定した購入計画というのも出て来ます。
オアフ島以外も同じか?
オアフ島については何度か記事化しましたが、オアフ島以外、今回はハワイ島の観光客推移を調べてみます。
以下のグラフは、
https://dbedt.hawaii.gov/visitor/dailypax-dashboard/
発表されてる数字をまとめたものです。
グラフを見る上でのポイントは
旅行者が通常多くなる繁忙期は
米国夏休みと年末のクリスマス期間
です。
この2つの時期は特に米国の旅行者が増加します。
閑散期でも2019年以上の観光者
2020年の秋に米国内の国内旅行の解禁があり、徐々に回復をし出しましたが
本格的な戻りは2021年に入ってからというのは、オアフ島と同じです。
しかしその後、2022年〜2023年のグラフ見ても分かる通り
明らかに、コロナ禍以前を上回っているのが分かります。
(※閑散期の減少数も、コロナ禍以前よりも少ない)
ハワイ島の観光客はコロナ禍以前よりも絶好調
というのは間違い無く言えます。
不動産価格にも影響
これを受けて、ハワイ島の不動産価格が上昇したのは言うまでもありません。
次のマーケットデータは、
ハワイ島の西側の主要なエリアの取引価格の推移です。
データ:https://www.tghawaii.com/wp-content/uploads/Residential-Sales-Report-Hawaii-Island-12.2023.pdf
左側が、
戸建てのデータで、右側が、コンドミニアムの価格推移です。
ハワイ島はオアフ島と異なり、戸建ての流通数の方が多いのが特徴です。
2020年から2023年まで取引価格の上昇が見られます。
外国人が戻ると更に上昇もあるか?
オアフ島にも日本人が戻り始めてますが、もちろんハワイ島にも戻って来るでしょう。
ハワイ島の不動産取引価格は、外国人の戻りに比例して上昇する可能性があります。
さらに2024年に米国の金利見直しが加わると更に上昇する可能性もあります。
米国人の動きに注視
オアフ島含むハワイの不動産の国別シェアは圧倒的に米国人が占めてます。
よって、マーケットの動きは米国の動きを見ながら検討を進めるべきです。
米国の動向を見ると、住宅に投資が集まるのか?どうか?
が、大凡見えて来ます。
すっかり戻ったハワイ島、
オアフ島とはマーケットの物件構成も大きく異なりますので、事前の情報収集を行い
適正なタイミングでご検討ください。