売るに売れない物件が増えて来る?
保険料&管理費上昇のWパンチ
本日のニュースは、
保険料の高騰によるマンションの管理費の高騰により、所有者は抵当流れのリスクにさらされ、また、売却できない物件に閉じ込められる人も出てきていると、支払いに苦労している住民が増加しているという記事です。
当サイトでも度々取り上げている
維持費用の上昇問題
特に、管理費、建物に掛ける保険料の上昇により
記事では、維持費すら払えない人も増加しているとの事。
上昇幅の拡大
これまでハワイのコンドミニアムでは、毎年〜数年に1度、管理費の上昇をするのが一般的でした。
記事でも
「20年以上、毎年3~5パーセント程度の値上げしかありませんでした。
しかし、その後、彼と近隣住民全員が、マンション費用の大幅な値上げに襲われた。
「来年度の保険料が164%以上、翌年度はさらに100%値上がりするという通知を受け取りました」と彼は言った
つまり、以前は毎月約640ドルだったものが、今では毎月1,830ドル以上になっているということです。年間では14,000ドル以上の追加負担です。そして、保険組合からの手紙によると、翌年の保険見積もりはすでにほぼ倍増しており、この負担はまだまだ続く見通しだと言います。
640ドルだったものが、1830ドルってかなりの幅の上昇ですよね。
支払えない人に襲いかかるのは
遅延損害金です。
これにより、支払が出来ない為に競売に掛かったり
額が大きくなり売るに売れなくなったり、こうした危険性のある物件が多くなっていると指摘しています。
この管理費の上昇問題はもちろん耳にしておりますが、
私の取り扱う物件ではここまで上昇しているケースはないです。
一体どこのコンドミニアムなのか?
と記事を見てみると
アイエアのコンドミニアムを複数所有している人にインタビューしている様でした
上昇幅の大きいコンドミニアム
とは一体どんなコンドミニアムなのでしょうか?
ここに
これから投資をされる方はリスクヘッジのキーが隠れていそうです。
まず上げられるのは
築年数の古いコンドミニアムの場合は
エレベーター
配管
共有部分
など、大規模な修繕がある場合はその前に管理費が上がります。
(特別徴収金が課せられるケースもあり)
それに加えて
戸数の少ないコンドミニアム
の条件が加わると、
ひとたび大規模修繕が始まると
戸あたりの負担も大きくなりますので大変です。
また影響の大きい項目としては
海際のコンドミニアムは今後、海面上昇による洪水リスクの高まりと共に
保険料の増大も懸念されます。
向こう10年
安心した投資をするには
築年数古い物件を狙うには
大規模修繕の時期や管理費のプール状況
所謂管理の状態を確認することはマストです。
これに対して
築浅で戸数の多い内陸部のコンドミニアムという組み合わせは
これらのリスクは少ないといえます。
例えば
アラモアナエリアで最近竣工した
ワンアラモアナ
スカイアラモアナ
アズールアラモアナ
そしてこれから竣工を迎える、パークオンケアモク などは
こうしたリスクは低いといえますね。
長い目でハワイを見るには
こうした項目もチェックしておくのがよりよいハワイライフを送るには必要な時代になったのです。