ハワイ基本マーケット動向2025年版

マーケットは小休止中?

コロナ禍の低金利政策により、ジャブジャブと不動産市場に資金が流入し、マーケットは高騰しました。
しかし、インフレ抑制の為に金利があがり、2024年後半から、一気に買い手市場にシフトしました。「流動性低下」が、グラフにも出ていると思います。

市場は停滞

https://www.staradvertiser.com/2025/09/08/hawaii-news/oahu-real-estate-market-languished-in-august

スターアドバイザーの記事では、市場の流動性の低下により
戸建てはやや価格下落、コンドミニアムはやや上昇という結果であると報じています

ハワイの不動産市場は8月に低迷し、中古一戸建て住宅と分譲マンションの価格・販売件数ともにほとんど変化が見られなかった。

ホノルル不動産協会が土曜日に発表したデータによると、一戸建て住宅の中間販売価格は前年同月の122万2000ドルから1.5%下落し110万5500ドルとなった一方、コンドミニアム価格は50万ドルから3%上昇し51万5000ドルとなった。

一戸建て住宅の販売件数は253件から259件へ2.4%増加した一方、分譲マンションの販売件数は401件から391件へ2.5%減少した。

ここでポイントは、コンドミニアムがやや回復に入っている点です。
理由は、金利が緩やかに下落していることが言えます。

年初に対して、最新の金利は下がった事で、動き出すバイヤーが現れている事を示しています

年内米国金利引き下げで起こる転換期

すでに噂されている年内の米国金利引き下げ報道をすでに市場は想定している動きとも言えます。
本格的に金利引き下げが起これば、主に、居住用の物件の流動性があがるのは間違いないところ。

敢えて居住用と申し上げました。
ワイキキの小さいスタジオなどは、居住用とは言えず、まずは郊外の木造の2ベッドクラスの動きが増えてくるのではないかと思います。
日本人からすると、税金対策として効果のある木造の物件が該当します。
現在、税対策をお考えの方にとっては、いよいよ仕込み時という事もいえますね。

ハワイの税金対策ってなに?
という方は、お気軽にお問い合わせください。

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