2022年12月ハワイ旅行者の動向について
米国旅行者好調!インターナショナルも回復へ
ニュース記事で、昨年の12月のハワイ渡航者数について触れていましたので紹介します。
記事によると
2022年の12月には、全体で合計 871,870 人の訪問者がハワイに到着したとされております。
この数字は2019年のコロナ禍前の 952,441 人に比べて、 8.5% 減少という事になります。
アメリカ人旅行者は増加
昨年に比べて、アメリカ人旅行者は16%増と好調をキープしております。
インターナショナルの回復の兆し
以前から記事にしているこのネタですが、
これまで米国好調!国際低調・・
という内容ばかりでしたが、今回は少し様子が違います。
カナダからの旅行者は、2019年に比べて-9%までに回復しており、確実に欧米系のマーケットは復活していると言っても良いでしょう。一方、日本人を中心としたインターナショナルの動向はというと
日本からの観光者数は、
2019年12月の136,600人に対し、12月は37,000人と2019年の水準を73%下回ってます。
とはいえ、以前に比べたら
回復しているのは間違いありません。
記事では、
DBEDTディレクターのクリス・J・サダヤス氏が、報告書とともに発表した声明の中で、
“国際的な訪問者市場に改善が見られることは心強い “と述べています。
そして
日本やカナダからの入国者は、「パンデミック開始以来、月間で最も高いレベルであった」と指摘した。
空路で到着した2022人の海外旅行者全体では、2019年比で41.3%回復した。
41%まで回復しているのは、素直に嬉しいです。
オアフ島は日本人が恋しい
記事の中で
各島の中で、オアフ島はこの月の訪問者数が最も多く、486,700人以上となりました。
しかし、2019年12月との比較では、少なくとも主要4島の中では最も訪問者数が激減し、55万8300人から
13%減となったのも事実である。
となっており、日本人が最も多く行くのがオアフ島ですので
他の島に比べると、観光客減の影響を最も多く受けているのです。
近隣の島の状況
各島の中でも、一部の島では2022年の通年訪問者数がコロナ禍前の水準に近づいた。
マウイ島とハワイ島の訪問者数はそれぞれ5%減にまで回復済みで、カウアイ島は2019年比でわずか2%の落ち込みです。
全体的に言えば、マウイとハワイが勝ち組で、
オアフ島、モロカイ島、ラナイ島には戻り切らず、経済損失はより大きく、
年間ではそれぞれ21%、31%、20%減少したとなっています。
やはり日本人が戻ってこそのオアフ島です!
5月には5類見直しなど予定されており、2023年は日本旅行者いよいよ本格化間違いない年になりそうです。