マウイ島の陰謀論について
SNS上は陰謀論が盛ん
YouTubeやTikTokなど、マウイ島を巡り、陰謀論的な話に触れた方もいらっしゃると思います。
嘘です
例えば、1件だけ残った豪邸
道路挟んで向こう側に広がる豪邸が残ってる
などの状況を陰謀論的に指摘をする方がいらっしゃいますが
まず前提として
・この時期のハワイは乾燥期である事
・そもそも日本に比べて電線系のインフラが極端に悪い事
・消防施設も弱い
・ラハイナの街含めて、木造の古い家が多くかつ密集していた
という事があります。
が、実は報道に出ていないだけで
当日、オアフ島でも強風で火事が数件発生しております。
この時期の強風の日に山火事が起こる事は
これまでも「良くある事」とハワイの人は言います。
特に、
風が吹く → 電線切れる →火災
このコンボは起こります。
ハワイに行った際に、電柱見て見てください。どこもかしこもかなり酷い状況です。
そりゃ強風時に切れるでしょ・・
と思える状況を目にするでしょう。
何故、豪邸が大丈夫?
これも説明が付きます。
だって、庭が広いんですもの。
そして、防火素材を使った壁や屋根だったら、それは
築後数十年経っている密集地帯の木造の家と比べたら、条件が異なり過ぎます。
何故、全焼したエリアの隣の豪邸エリアが大丈夫なの?
数十メートル先の豪邸エリアがまるまる残っているのは、意図的だ!という指摘について解説します。
風は、北東の強い貿易風が一方方向に吹きます。
簡単に言えば、線で吹き抜ける訳です。
それが今回は不幸にもラハイナの街にぶつかってしまったと考えてください。
その線の両脇が豪邸地帯かつお庭も広くて・・・という条件がありますので
無事な家が多いのは、当然でしょう。
陰謀論ではなく
風の向きと
木造密集地帯
インフラの弱さ
が前提があり、
不幸にもラハイナの街に繋がる山の先の場所で恐らく電線が切れた際の出火で
山火事が発生し、一直線に吹き下ろして来たという事なのでしょう。
お金持ちが起こした火災等という
陰謀論なんかないです。
それを面白おかしく動画にする人には是非皆様気をつけてください。
マハロ