News

  • HOME
  • News
  • ハワイ不動産マーケットは、そろそろ復活なのか?

ハワイ不動産マーケットは、そろそろ復活なのか?

横ばいが続いたマーケットもついに動き出す

この記事の見出しは

Oahu luxury home market cools as sales and prices dip in July
オアフ島のラグジュアリー住宅市場、7月に販売と価格が下落

https://www.bizjournals.com/pacific/news/2025/08/15/luxury-market-oahu-slows-homes-in-escrow.html

一見すると、マーケットは弱く、価格が下がったのか・・という見方が出来ます
実際には、高価格帯の物件を中心に販売が鈍化して売れ行きが下がったゾーンもあります。

しかし

「今年の第2四半期は、高級住宅市場にとって非常に、非常に弱い時期でした」とナカガワ氏は述べました。「7月の販売件数は依然として非常に弱かったものの、7月にエスクローに入った物件数は急増しました」

7月も弱かったとされてますが
実は、エスクローに入った物件数は増加しているのです。

7月には64件の物件がエスクローに入り、2024年7月の43件から前年同月比49%増加しました。今年7月には$1000万を超える一戸建て住宅が1件エスクローに入りました。「これは、今後数ヶ月間で販売が回復する兆候です」とナカガワ氏は述べました。「7月のエスクロー実績が続けば、第3四半期は良い結果になるでしょう」

記事では超高額帯の戸建ての不調があるが、200万ドル〜300万ドル位の一般的な戸建ての取引は減少しておりません
また、コンドミニアムの場合は、むしろ増加してるのです

一方、高級一戸建て住宅とは対照的に、高級コンドミニアムの販売は増加傾向にあり、前年同月の5件から120%増の11件に倍増しました。$300万ドルを超えるコンドミニアムの販売も急増し、前年同月の2件から5件に150%増加しました。コンドミニアムの$600万ドルから$999万ドルの価格帯でも販売が倍増しました。

細かくみていくとこの様に、種別や価格帯によって動きが異なる点は
注意してみていく必要があるのです。

金利が高いという問題は主に、低価格帯を購入するバイヤーに影響が大きいのですが
200万ドル以上の物件を購入される方は基本的には現金購入が主になるために金利の影響を受けません。
このゾーンの方は、むしろ全体の景気を見ながら投資をするのです。

また8月に入って、イリカイやワイキキビーチタワー、ワイキキバニアンなど
バケーションレンタルができる物件の動きが急に活発化しているのを感じます。

こうした動きからいよいよ動き出し始めたという兆候の記事内容は私も感じております
為替はおいておき、ハワイの動きについては是非、おさえておいてほしいです

Newsnews