そこまで深刻なのか?ハワイの住宅事情
商業施設を住宅化
本日のニュースにあった気になる事は
ダウンタウンにあったウォールマートが閉鎖されて、現在空き家になっているが犯罪の温床になる事や景観の問題から、「住宅への一部転用」を行う為の法案を提出したというニュースです。
慢性的な住宅不足は今になって始まった事ではありませんが
商業施設を住宅転用するいうのは驚きです。
これまでに、オフィスやホテルを住宅転用されたケースはハワイではいくつかあります。今回提出された法案は、bill21というものです。
これが承認されると、今後、この様な転用ケースが多くなる事が予想されます。
しかし、これには、問題もあるようです。
例えば、オフィスや商業用に作られた建物は、窓の大きさが居住用として確保すべき開口部の大きさなどが満たされないという事が多いのです。
ここまでハワイでは深刻な住宅不足が起こっているという事は知っておくのが良いでしょう。
住宅不足による、住宅価格の高騰、さらに物価高騰で、ハワイから本土の物価の安いエリアへの移住も今後も続くのかも知れません。
当法案は、まだ議会に提出される以前の段階ですが、
仮にこの法案が成立したとして、その後、転用が進む事になったら
都市部への住宅供給も多くなり住宅不足に一定の効果は得られる可能性はありますが必ずしも良質な住環境か?と問われるとそうでもないのでしょう。
これからハワイに収益物件系の物件購入を考えて居る方は
人口分布
住宅供給数
観光客推移
周辺開発状況
アクセス(渋滞含む)
こうしたデータにも目を光らせておくのも良いでしょう。