ハワイのホテルの平均宿泊代最新事情
アフターコロナで急激に上がった宿泊費用
ハワイは、世界的に愛されるリゾート地ですのが、
もちろん米国人にも高い人気のエリアですね
今回のネタは、
高騰したハワイのホテル宿泊費用が
今どうなっているのか?
これからどうなるのか?
についてまとめられたものです。
元記事はスターアドバイザー
https://www.staradvertiser.com/2023/08/01/hawaii-news/hawaii-hotel-prices-top-nation-during-first-half-of-2023/
ハワイ州観光局がこのほど発表した「ハワイ・ホテル・パフォーマンス・レポート」によると、
ハワイのホテルは今年上半期、全米で最も高い1日平均宿泊料金380ドル、
利用可能客室1室あたりの売上(RevPAR)285ドルを記録し、全米市場をリードした。
と書かれておりました。
私が、ハワイに関わり始めた2010年頃は
平均宿泊単価は200ドル前後でしたので、
それから見ると随分と変わっています。
全米ナンバーワン
宿泊単価だけみると
全米ナンバーワンなのがハワイなのです。
一方、稼働率は、764.9%で全米6位。
2019年と比べると
記事によると宿泊単価は、2019年比で35.6%上昇しているとの事。
そりゃ今宿泊予約すると高いと感じる訳ですね。
2023年は少し動きに変化も
<原文>
Statewide RevPAR, which is the measure of what each hotel room earns regardless of its occupancy status,
rose in the first half of the year 7% from 2022’s $266 and 26.3% from 2019’s $225.
<翻訳>
州全体のRevPARは、ホテルの各部屋がその稼働状況に関係なく獲得する金額の指標であり、
上半期に2022年の266ドルから7%、2019年の225ドルから26.3%上昇した。
ハワイ州全体の数字としては、2022年と比較して、7%程高く
稼働率は、2022年から2.2%上昇ですが
ハワイはまだ日本人が戻ってない分、稼働率は2019年比ではまだまだマイナス5.5%という状況です。
一方、最高値を更新したホテル宿泊料は、2022年6月をピークに2%程下がりました。
これは、米国人の旅行に対する考え方が少し変わった事を示しております。
これまで超豪華なバケーションをしていた人達が、普通のホテルか大きめの部屋を取ったりする
これまでの(コロナ禍以前)旅行スタイルに戻しつつある傾向が見受けられ
それがこうした結果に表れているとされています。
ハワイ離れ?
ハワイ以外のエリアの上昇率が高いエリアも多くあるので
米国人の旅行スタイルの変化が起こっているのは、数字が示している所です。
例えば
ニューヨーク
オーランド
サンディエゴ
などは稼働率や単価も引き続き上昇しています。
ハワイは
高すぎた・・
価格に見合うサービスが受けられない
などの原因の可能性もあげられているので、こうした部分が改善されないと、景気後退と共に
ゆるやかに宿泊料への調整が入る可能性はありそうです。
しかし
「2019年に比べると依然と高く、離れたというよりは正常にもどった 」
という内容で締められています。
この記事は、ハワイ州を単位にしたレポートです。
島ごとやや状況が異なりますので、全体を把握するという感じで受け取ると良いと思います。