2024年はホテルコンドミニアムはやや苦戦か?
米国の国内旅行者がやや減少
ニュースの中から気になるニュースは、こちら。
10月のハワイへの旅行者数と消費額は3か月連続で減少、日本人旅行者は2020年4月以降最高の回復率を記録
https://www.hawaiinisumu.com/news/3672
記事では、日本人旅行者が増加!という事です。
しかし、2019年比では55%程度で、以前記事に書きましたが、暫くは日本人は戻らないだろうと思います。
その中で、気になるのが、米国人の減少です。
これまで、「米国人の国内旅行としてのハワイ」
がハワイを引っ張ってきました。
米国景気回復がピークを迎えて、これから緩やかに下がる事を考えると
ハワイへの旅行欲は、少し減少する事が考えられます。
となると
戻らない日本人
減少する米国人
という最悪の関係も想定されます。
こうなると、困るのが、ホテルレジデンスと呼ばれるカテゴリです。
特にラグジュアリー系への影響が出るかも知れません。
リッツやトランプといったホテルは、日本人が戻らないと影響が大きそうです。
一方、アラモアナホテルなどの出張族の利用もある様な物件への影響は軽微であると思います。
ワイキキでも特に日本人に人気の高かった物件は
稼働率や宿泊レートの低下は、ある程度想定しておくべきでしょう。
2023年、過去最高の収益性が出たホテル系の物件もありますが、こうした事から2024年の収支の見通しは少し堅めで考えておくと良いと思います
ただし、一気に為替が円高に振れる様な事があれば。。。
米国人の減少と日本人の戻りで、カバーされて2023年と同等の収益になると・・・良いな。という期待は持っておりますが、さてどうなる事でしょうか・・