アメリカの怖さと柔軟さ|税金
泣く子も黙るIRS?
アメリカで賃貸事業をしている方は必ず、確定申告をします。
普通に申告している分には何の心配もありませんが
納税について滞納などしようものなら
あっと言う間に遅延金が追加されて
期間が延びれば延びるほど、膨らんでいく怖さがあります。
これは何もIRSに限った事ではなく
コンドミニアムの管理費にも当てはまります。
1ヶ月遅れた程度なら日本では延滞金払えなどあまり聞かれませんが
米国は違います。
アメリカで事業を行う際の税金は注意です。
柔軟さ
一方では、柔軟さも持ち合わせているようです。
この記事は、2021年に米軍の施設からジェット燃料が漏れて
周辺住民に迷惑を掛けた事故があり、その損害賠償を軍が支払をしました。
お金を支払った者は、受け取った人に対して、支払調書の発行が義務づけられています。
1099フォームと呼ばれるものです。
その数は9万人を超えるとされています。
しかし当初は受け取った損害賠償金は確定申告せよ・・
と、なったものですから、被害住民は怒った訳です。
そして、揉めた結果、直前で免除。
これだけ聞くと、IRSの対応の柔軟さを感じ、日本ではそんな事起こるの??
って思ってしまいますが、記事を続けて読むと、
この件について、、ハワイ州議会、上院議員、下院議員などもIRSに働きかけをして
直前2週間で、この様な処置になったそうです。
柔軟さというのか、議員さん強い!っていうのか・・さてどちらなんでしょうか・・・